障害年金コラムCOLUMN

障害年金受給厳粛化 不支給判定が前年度(2023年)の2倍以上のニュースを受けて

障害年金受給厳粛化 不支給判定が前年度(2023年)の2倍以上のニュースを受けて

新聞テレビ等のニュース報道によると2024年度に障害年金申請が不支給と判定された人が急増し、約3万人に達したとのことです。これは、申請者全体の15%にあたります。 弊所でも毎年、多くの障害年金申請のご依頼をいただき、以前なら受給決定されていたケースや明らかに下位の等級決定がなされたケースなど思い当たることがあります。とくに基準があいまいな精神障害、発達障害、また、就労中や休職中の受給に対しては顕著にその傾向です。判定基準は変更されていないはずですが明らかに審査が厳しくなっているのを感じます。 今後は、弊所のこれまでの経験に加え、個々の障害ごとに近年の審査傾向を読み解き、面談や適切な書類作成等のサポートをより慎重に進めていくことが重要になると感じています。

面談で大切にしていること

面談で大切にしていること

障害年金の申請に係わる中で初回面談では、「受給できるでしょうか?」「費用はどのくらいかかりますか?」などのご質問を皆様不安そうに尋ねられます。また、「働けなくて経済的に困っています。」「障害のある家族の今後が心配です。」など現状の大変さを切々とお話される方もいらっしゃいます。私が対話の際、大切にしているのは、『いい聞き手になる』ということです。障害年金受給のために適切で的確なサポートを行うのはもちろんのこと、お話をされている方の言葉の奥にある本当の声に耳を傾け、しっかり受け止めたいと思っています。先日、ある相談者様が帰り際に「私の長年の苦しみを聞いてくださりありがとうございました。」とおっしゃられました。こちらこそ、お話を聞かせてくださりありがとうございました。ほんの少しでもお力になれたことに心から嬉しく思う出来事でした。

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